2018年10月31日。 ハロウィンで賑わう渋谷駅周辺に突如“帳”が降ろされ大勢の一般人が閉じ込められる。 そこに単独で乗り込む現代最強の呪術師・五条悟。だが、そこには五条の封印を目論む呪詛師・呪霊達が待ち構えていた。 渋谷に集結する虎杖悠仁ら、数多くの呪術師たち。 かつてない大規模な呪い合い「渋谷事変」が始まる―。 そして戦いは、史上最悪の術師・加茂憲倫が仕組んだ殺し合い「死滅回游」へ。 「渋谷事変」を経て、魔窟と化す全国10の結界コロニー。 そんな大混乱の最中、虎杖の死刑執行役として特級術師・乙骨憂太が立ちはだかる。 絶望の中で、なおも戦い続ける虎杖。 無情にも、刃を向ける乙骨。 加速していく呪いの混沌。 同じ師を持つ虎杖と乙骨、二人の死闘が始まる——
400年前――魔法士ラナクの裏切りにより魔力を暴走させ、 魔法大国トゥルダールを一夜にして滅ぼしたティナーシャ。 その忌まわしい過去はオスカーによって改変され、 世界は“青き月の魔女”が存在することのない新たな時を刻み始めた。 ティナーシャはトゥルダールの女王に即位し、やがて長い眠りにつく。 すべての苦しみから自身を救い、愛を告げて消滅していったオスカーと 遠い未来で再び出会うために……。 そして、400年後――書き換えられた世界のオスカーがトゥルダールを訪れる。 目覚めたティナーシャとの間に、共に過ごしてきた思い出は何ひとつない。 消え去った世界で結ばれたことさえ知らぬ二人は、 ここからどんな物語を紡いでいくのか――。